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第3回 UMLロボットコンテスト

ムンムン不埒な参戦記

2004年 4月12日 月曜日  決戦前夜

いよいよ大会前日
金曜日の時点で調整作業を凍結し、久しぶりに週末は休みを取ったのでスッキリです。
ただし、コースディレクタ兼コンストラクタだけは勝負スカートもとい遮光スカートを家で作っていたのでした。

勝負スカート達
勝負スカート

さて本番はどれでフェロモンを撒き散らそうかな?

2004年 4月13日 火曜日  決戦当日

いよいよコンテスト当日
さて、出発前に腹ごしらえ。 ホテルのレストランへ。
『バ、バイキングじゃない...』
朝から大ショックです。 あれを食べよう、これを食べようという夢と希望は儚くも崩れ去ったのでした。

会場となる青山テピアに向かって出発!
偶然、モデル審査委員である平鍋さんを地下鉄駅構内で発見!
ん!? もしかして平鍋さん・・・迷子・・・な・・・の・・・か?? とりあえず一緒に会場へ向かう事に。
しかし我々、石川と福井から出てきた烏合の衆。 駅構内を右往左往。
一緒に迷子です...。

青山テピア 会場となる青山テピア
受付風景 受付風景

抽選
受付を済ませ、走行順番とインコース/アウトコースどちらを先に走るかを決める抽選です。
『一組目だって。』
よりによってチーム・リーダ、一番クジを引いてくれちゃいました。
コースアウトしても、転がっても、飛んでも、ウィリーしても、エンストこいても
まあ、どう転んでもが付くのでよしとしましょう。 アウトコースからというのもです。

レース会場
いよいよ本番レースの会場入りです。
正面には3台のプロジェクタ・スクリーンが設けられておりまるで今時のコンサート会場のようです。

気になる会場の明るさの方は、
白熱灯をつけたトイレの明るさ?』 と言った所でしょうか。

コースは床の上ではなく、机ほどの高さに設置されています。
芝生以外にも見事なデコレーションが加えられており、見ているだけで楽しさ倍増です。

会場の正面
滝
海岸海岸
野原と民家 野原と民家
ハイジが出てきそうです。
火山と森 火山と森
火を噴きます。(なんて事はムリですよね...)

コンセプトシートとUMLモデル図のポスター・セッション
ふと壁際に目を向けると、各チームから提出されたコンセプト・シートとUMLモデル図が張り出されています。
なんと審査結果も既に発表されており、優秀モデルにはリボンが付けられていました。
ムンムン・チーム? 残念ながら 論外 でした。

ポスター・セッション
ムンムンのやつ

控え室
控え室は熱気ムンムンです。 なんとか会場への出入り口近くに場所を確保出来ました。
少しでも試走タイムを取るために、急いでパソコンIrタワーのセッティングです。

控え室の様子 会場に一番近い控え室
セッティング セッティング中

本戦前の試走
車検まで本コースで試走を行い、コース・コンディションやセンサのチェックを行いながら最終チューニングです。
さすがに40チームも居るため、コースが走行体と参加者でだんだんカオス状態になってきました。
ムンムン号のドライバーとして乗せていたレゴ人形もどっかいっちゃうし...。
実行委員会の皆さん、最後は保母さんになっていました。

#ドライバーはその後、技術委員の大庭さんにより無事保護されました。ありがとうございます。

試走の様子 最初は空いていたのですが...
最後は仲良く 最後は仲良く並んで試走です。

車検
いよいよ本番直前。 走行体の車検です。
規定通りの部品および設計で作成されているか、技術委員の方によりチェックが行われます。
問題なければSONYのオフィシャル乾電池をその場でセットします。
その後、不正な電池交換を防ぐためと車検済みを示すための封印シールが貼られて完了です。

車検中 車検中
変なところ無いですよね...?
電池装填中 電池を装填中
ちなみに単三電池が6本必要です。

開会式
いよいよ開会式です。 オープニング、審査員紹介などが厳か(?)に行われていきます。
ムンムン・チームは1組目という事もあり最前列に座っていますが、すっかりリラックスしちゃってます。
ふとここで、変なクセがついてしまっている事に気が付きました。
無意識のうちにレゴ部品の締め直しというかはめ直しを行ってたりします。
どうやら、走行中に部品が緩んで外れてムンムン号が飛んでいったりした事がトラウマになっているようです。

オープニング いよいよ開会式。
会場も熱気ムンムン 会場も熱気ムンムンです。
実行委員会の皆さん 大忙しの実行委員会の皆さん
参加チームの保母さん(?)でもあります。
やっぱり締め直してるし... まもなく出走
やっぱり締め直しをしてたりします。

レース 第一走目 アウトコース

いよいよ1番クジを引いて1組目となってしまったムンムン号の第一走目。
アウトコースはインコースより好タイムが出る傾向にあり、更にショート・カットも設置されたのでぜひ完走したい所です。

第一走目のコメント風景
まずはチーム紹介が行われ、
レースへの意気込みを伝えます。


ムンムン魂で走ります
技術委員長の合図が始まりました。

Go to the start!

Ready



スクリーンにもカッコいいシグナルが表示されるのでみんな同じ方向を見ています。
スタート直前
スタート!!
Go!


ややウィリー気味になりましたが、
まずまずのスタートです。


そしてレース中のBGMはピンク・レディ!!
我々、振り付けも覚えて歌った世代。
懐かしすぎます!!
ショート・カットも成功!!


思わず
よっしゃ~!!』ポーズを
取ってしまいました。
ショート・カット成功!!
ゴール!!
ゴール!!


2周目のショート・カットも成功し
無事にゴール出来ました。

第一走目完走です。

第一走目のタイムは  36秒07  でした。

しかし、いかんせん1組目
順位をどうのこうのと考えられる状況にはありません。
むしろ、無事に完走出来た喜こびに浸っていたのでした。

1本目残り19レース
引き続き、残りのレースが続けられていきます。 観戦していても、非常に熱くなりました。
中でも一番盛り上がったのはコースアウトからのリカバリです。
コースアウトして停止したと思ったら(一瞬、会場には溜め息が)、Backしながら見事に復帰していきます。
この瞬間、会場は割れんばかりの歓声拍手に包まれます。
モデル審査委員の方々も我慢出来なくなったのでしょう。 もう席から立ち上がって大盛り上がりです。

コースアウトからのリカバリ集
みなさん、カッコ良すぎます。

1本目の全レース終了

なんと、トップをキープしています。


しかしまだまだ前半戦が終わったばかり。
『入賞出来るかも!?』 と淡い期待は湧いてきたけど安心なんぞ出来ませぬ。
1本目のレース結果

レース 第二走目 インコース

2本目はインコースの走行となるムンムン号、1本目(アウトコース + ショート・カット)以上のタイムは出せません。
実はもう、入賞するか否かは2本目における他チームの結果次第なのでした。

だからという訳でもありませんが、2本目は曲を奏でながら走る事にしました。
実はこの機能、コースアウトしてにっちもさっちも行かなくなった時に 『蛍の光でも流しながら退却しよう。』
というコンセプトのもとにモデリングされたものです。 → 何か方向性がずれているムンムン・チーム...

せっかくムンムン・チームのコンポーザが1曲丸々のデータを作った力作です。
ぜひお披露目しようと実行委員の方に相談すると、協力してくれる事になったのでした。

第二走目のコメント風景
さて、運命の2本目です。

まるで事前打ち合わせしたかのように
音楽を鳴らしながら走る事に対する
ツッコミがきました。

コースアウトしても伝説を残したくて
いよいよスタートです。
ここまでやって、いきなり転けたらシャレになりません。

御厚意により、このレースについてはBGM
鳴らさないようにして頂けるようです。

Go to the start!

Ready』 『Go!
やっぱり締め直してるし...2本目スタート
いい感じです
お送りする曲は

夜空ノムコウ
です。

会場のみなさん
お聞きになれたでしょうか?

Beep音なので、
音量的にもかなり厳しいです。
が、しか~し!!
なんという事でしょう。

気ままなムンムン号、
ハイジを迎えに野原に行ってしまいました。

この瞬間、
ムンムン魂はこの世ノムコウ?
そんな心境でした...。
野原に突き刺さりました
第二走目は  コースアウト  でした。

残念ながらAメロ、Bメロ、エンディングを
全てお聞かせする事が出来ませんでした。
来年こそは完奏を目指します。
→ やっぱり方向性を間違えているムンムン・チーム...

全レース終了

なんとムンムン・チーム 優勝!!です。

初出場で Pole to Win を達成しました。

サムネイル

ショートトラック部門 結果発表の映像
※ 音声付きで見ないと虚しくなります...。

優勝!!
うちの大財布
応援に駆けつけてくれた

大財布 (初登場)

も、驚きのあまり光輝いています!

表彰式

場所を変えて、表彰式が行われました。
プレゼンターはOMGの会長兼OECである リチャード・ソーリー さんです。
もの凄く大きな方でした。 赤い服を着たおやじ、これでも181cmありますが全く歯が立ちません。

壇上へ
賞状、副賞の授与
ムンムン・チームの面々
ムンムン・チームの面々

メンバのズカヨキ君
どうしても外せない仕事があって
残念ながら当日は参加出来ませんでした。

写真の右上に、
枠入りで顔写真を入れてもよかったのですが
やめときます。

賞状、そして副賞を頂きました。
ちなみに賞状、メンバ全員分のカラーコピーを取って記念にお持ち帰りです。
どれが本物か、もう区別つきません。

賞状
盾
副賞

エキシビジョン部門

表彰式に先立って、エキシビジョン部門が公開されました。 ショート・トラック部門を終えた後の、ほのぼのタイムです。
実はムンムン・チームの何人かのメンバ、この部門にも参加したかったのでした。

DEAFチームさん


息子さんとの合作だそうです。
なんとも言えないアットホーム感(o^^o)が漂ってきます。

センサとモータを2つずつ使用しているそうで、
ローマ時代の騎馬を連想させられました。
スタート!
力強い走り
トレース線から外れていってしまいました。
しかし、それでもなお力走を続けます。


ここで一つ、妙案が。
オフロード部門を新設してみては如何でしょう?
> ロボコン事務局のみなさま
チームWITHさん


3匹(?)のキュボットが登場!

なんともユーモラスな
シンクロナイズ・ダンスを披露してくれました。
キュボット・トリオ
キュボットのおしり
Irタワーから赤外線を使って
3台のRCX
同時に指示を送っているそうです。


ここで一つ、妙案が。
ダンス部門を新設してみては如何でしょう?
> ロボコン事務局のみなさま

→ もう、ええっちゅうに。

UMLロボコン 思わぬ収穫?!

表彰式後に行われた懇親会にて、思わぬ収穫がありました。
実行委員として活躍された永和システムマネジメントさんのT本さんと、ムンムン・チームの
コースディレクタ兼コンストラクタの交換トレードが成立するかも(?)しれません。

コースディレクタ兼コンストラクタ
Happy!
T本さん

一対一では永和システムマネジメントさんに申し訳ありません。
一対一プラス金銭トレードとさせて頂きます。なお、トレード後にはそのまま廃棄されても構いません。

UMLロボコン 参加を振り返って ~メンバより愛を込めて~

ムンムン・プロデューサー(またの名をドラちゃん)

今回の活動では、私自身はコンテスト参加の企画提案、チーム立上げ、社内/社外の関係者の調整等がメインであり、
コンテストに向けた実際の活動は、他のメンバに「おまかせ」となってしまいました。
今回、初出場にしてショート・トラック部門優勝という快挙をなしとげたチームメンバには、心からの賞賛をおくるとともに、
深く感謝しています。 いろいろな人から無言/有言のプレッシャーがかかっていた中で、最高の結果を出してくれました。

うちのチームのみんな、愛してるよ!  ← 寒すぎます...。 別に愛さなくても良いです。

今回の当チームの結果については、私自身は「加賀百万石の匠の技と心意気」がUMLモデリングのパワーを
圧倒したのだと思っています。
その意味で、この「匠の技」をいかにしてUMLモデルで表現するか、そもそもUMLモデルで表現できるものなのか、
という点が今後の課題になると思います。
来年もぜひ継続参加し、ショート・トラック部門史上初の二連覇とUMLモデリング部門の入賞を目標としたい
と思います。  ← Oh! Big Mouth!!

最後になりましたが、楽しいコンテストを運営していただいたUMLロボコン実行委員会の皆さん、
本番同様のコースを惜しげもなく使わせていただいた夢考房チームの皆さんに深く感謝します。 
本当にありがとうございました。
そして、コンテストに参加された全てのチームの皆さんにも感謝します。
また来年、いえ、その前に秋の垂直上昇で(?)会いましょう。

追伸:
あやちゃ~ん。 いつでもおいで~。 待ってるよ~ん。

ムンムン・パパ

懇親会の帰り、メンバー(含む財布担当) + 大財布でささやかな祝勝会!

ん? 何?
『ささやかな祝勝会』なのに割り勘?
『豪勢』じゃないのに? なんで?

あり? よく見たら、うちの財布に『支払う』のユースケース無いやん!

ムンムン・ママ

ロボコン出張(2泊3日)帰宅後の会話

私 『おかーさん3日もいなくて淋しかったぁ??』
息子『ぜーんぜん!!』
私 『・・・・・』

ということで、次回の参加も了承されました。
#でも、ちょっと複雑な心境...

ムンムン娘。

こんなに楽しくなるとは思いませんでした。
そして、まさかの優勝!
大会まで、賛否のヤジが交錯する中、
プレッシャーに耐え忍びつつの優勝...。
一生の思い出です。 (大げさやなー)

応援して下さったみなさま! ありがとうございましたーっ!!
次回に向けて筋トレに励みます。

ムンムン

思いっきり 『真面目』 に遊びました。
我ながら 『子供心』 あるいは 『遊び心』 の健在ぶりを
認識したのでした。

これが私にとってパワーの源(?)なのかもしれません。

#さて、財布のバグをみんなで直しますか...。
#大財布のユースケースも追加しないといけないし。

ズカヨキ君

UMLによるオブジェクト指向設計の非常によい
勉強になりました。

単なる宴会&カラオケ同好会にならなくてよかった...
#ちょっと残念




ムンムン→ハーレム?

ロボコンから数日経ったある日曜日のトイザラスにて

息子 『お父さん、あそこ、あそこ行きたい』
私 『どこ~』
息子 『お父さんのイエロのロボット、あるねぇ。』
私 『あっ、本当やねぇ!』
息子 『これ、欲しい。 お父さん、買って、買って、・・・』

気になるお値段は、なんと10000円! 買っちゃおうかな~

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