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第3回 UMLロボットコンテスト

第3回UMLロボットコンテスト開催結果報告

日時:
4月13日(火)
会場:
青山テピア
参加チーム:
40チーム

タイムテーブル

9:00~11:15 参加チームによる調整
11:30~11:45 開会式
11:45~13:20 ショートトラック部門 1回目
14:00~15:15 ショートトラック部門 2回目
16:00~16:30 エキシビジョン部門
16:50~17:40 表彰式&優秀モデル発表会

UMLロボットコンテスト

リアルタイム/組込みソフトウェアへのUML適用を広く推進することを目的として、「UMLロボットコンテスト」を開催いたしました。
このコンテストはシステム開発における標準記法となっているUML(Unified Modeling Language)を用いた「ソフトウェアの設計コンペ」でもあります。

モデリング

同一テーマを、各チームがそれぞれの分析を経て個性にとんだモデリングを行いました。
その成果を会場にいっせいに張り出し、モデルの美しさを競いました。
ポスターセッションは来場されている方々との意見交換の場でもあり、 参加チームの個性的で魂のこもったUMLモデルをご堪能いただけたことと思います。

設計されたUMLモデルは当大会指定のロボットに実装することで動くUMLモデルとなります。命を吹き込まれたロボットは、ショートディスタンス・レースにて、速さと盛業の確かさを競いました。
UMLロボットコンテストでは、毎年コースの難易度が高くなり、それが解決技術の進化を促進しています。
2002年第1回は単純なライントレース。
ここでは、「走行機能」 「コース離脱時帰還機能」 「キャリブレーション等の保守機能」が、 モデルの優劣の争点でした。
しかし、 昨年の第2回では、 コースに「坂道」が出現。
これが「走法戦略の分離」という新たな技術的関心事を生む事になりました。
そして、 今年第3回大会においては「近道」を導入したことで、 昨年までの「走法戦略の分離」はほとんどのチームが取り入れるにいたり、 さらに、「コース自体をモデリングする」試みが始まりました。
モデリングにおいて今回注目すべきトレンドは、 新たな視点を取り入れることで問題の多様性に対抗する手法にチャレンジしている点があげられます。
特に、「自立分散性」と現実世界の「メタファによるモデリング」は、 Brooksロボティクス・アーキテクチャを想起させるとともに、 新たなUMLモデリングの可能性を拓くものであり、
「未来への期待」を感じ取れたのではないでしょうか。
オブジェクト分析/設計など別世界の話と考えていた人も、 UMLソフトウェア・ロボットの動きにUMLモデリングのパワーを実感されたことでしょう。

ご提供各社・団体

主催オブジェクトテクノロジー研究所 
共催オブジェクトマネジメントグループ 
株式会社永和システムマネジメント 
協賛
NECソフトウェア北陸 株式会社東陽テクニカ キャッツ株式会社

情報技術開発株式会社

スポンサー募集
後援
社団法人 日本ロボット工業会(JARA)
オフィシャル・バッテリー
ソニー株式会社
提供
レゴジャパン株式会社 株式会社リコー 株式会社 ジェイティービー
東京品川支店
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