第3回 UMLロボットコンテスト
コース製作報告記
3月15日、神奈川の某山奥の秘密基地で、今回のロボコンで使用するコース製作が行われました。 (職人2名+取材兼お手伝い1名)
秘密基地からの風景は、まさに自然がいっぱい!
この日はとても天気がよく、窓からは太陽の光が気持ちよく差し込んでいました。
また、この山には他にあらゆる企業の研究所などがありました。
10:00作業開始
バラバラに分解されたコース。
さて、どこから手をつけようか・・・・
まずは、バラバラのコースを2枚1組に。全部を1つにしてしまうと運べないので、残りは会場で。
1.二枚の板をつなぎあわせる。
2.境目のラインを上からテープではる。
3.完成!この作業が繰り返される。
ラインの修正。去年のロボコン参加者の声を元に、角度等を変更。
まずは、手作り分度器(?)で下書き。
そして、少しずつ少しずつラインのテープを貼っていく。
少しのずれもゆるされません。
勾配の作成
1.CADを使って設計。
2.カット部分の下書き。
3.いざ、のこぎりでカット!
4. 次はかんながけ。見よ、この速さ!
5. チェックしながら、かんながけを繰り返す。
6. これを4本作る。
7. カットした木々を接着材で板に固定。
8. 土台が完成!
9. 土台の上にコースを置き、勾配完成!
その他、細かな修復作業が行われていく・・・(ほんとあちこち傷だらけでした。昨年のレースの激しさが分かります)
17:30 全ての板を仮テープでつなぎあわせてめでたく完成!
今年新に加わった「近道」
この近道を攻略することが、優勝へのカギ!
このコースには他に「火山」「池」「滝」などのオプションが加わり、もっと豪華になります(厚木のアーティストによる製作)
完成したところで実験走行
素人撮影のため手ぶれなどで見にくいですが、参考にどうぞ。
一昨年モデルのため、坂は手で押してあげないと登れません。
取材を終えて・・・
今回取材兼お手伝いとしてコース製作に参加しました。山奥の秘密基地で行われるということで、どのような場所なのか不安でしたが、自然がいっぱいのとてものどかな場所でした(私の住んでいる福井の様でした)
職人のお2人がとても楽しそうにコース製作されていたのが印象的で、昨年は約半数のチームしか完走できなかったので、今年はもっとたくさんのチームに完走してもらいたい、とのことでした。
やはり、今年の優勝へのカギはなんといっても「近道」でしょう。この「近道」を通るとかなりの時間を節約することができます。ぜひこの「近道」を攻略して欲しいです。