WRO

世界の小中高生による国際ロボット競技会

WRO(正式名称World Robot Olympiad)はロボットを活用した教育的なコンテストで、世界約75の国・地域から28,000を超える小中高生のチームが参加し、2004年の開催より回を重ねるごとに国際的な盛り上がりを増しています。レゴ® の自立型ロボットによる制御技術を競うカテゴリー、ロボットを使ったソリューションを企画・開発・プレゼンを披露するカテゴリーなど4部門で実施されています。

開催概要

対象 小学生、中学生、高校生
コーチを含めたチームでの参加となります。
チーム編成 選手(児童・生徒)2~3名 + コーチ(20歳以上の大人)1名
開催の流れ
国内予選会7〜8月頃 国内決勝大会WRO JAPAN 9月頃 国際大会WRO 11月頃

※詳細は公式ホームページでご確認ください。

競技内容 4部門
参加チームはいずれかのクラスに参加となります。

大会の特徴

先端科学技術を体験する

ロボットは、メカトロニクス、通信、コンピュータ技術の集積体です。パソコンの画面に向かうだけでなく、ロボットを作り、プログラムし、動かすことで、先端科学技術に直に触れることができます。

創造力と問題解決力

ロボット製作の課題を通じて、一人一人が持つ創造性をぶつけ合い、困難を共に克服していくことで、知識を高めあう喜びを分かち合いながら科学技術への理解を深めることができます。

チームワークの大切さ

WROはチームでの参加が必須です。大会当日に発表される「サプライズルール」に対応するため、限られた時間の中で議論し改良する。日頃の練習から培ったチームワークが結果につながります。

競技カテゴリー

ROBO MISSION
部門
エレメンタリー(小学生)、ジュニア(中学生)、シニア(高校生)
ハードウェア
LEGO® Education 製品( LEGO® EducationはWROの教材スポンサーです)
ソフトウェア
自由選択

ロボミッションは、コース上の課題をクリアする自律型ロボットによる競技で、クリアポイントとそのスピードを競います。課題攻略に向けたロボットの機構や制御プログラムの開発技術が求められます。

競技ルールについては、WROページよりご確認ください。

※ 2021年までのレギュラー・カテゴリーがROBO MISSIONに改訂されました

ROBO SPORTS
対象
小中高校生
ハードウェア
LEGO® Education 製品( LEGO® EducationはWROの教材スポンサーです)
ソフトウェア
自由選択

スポーツをテーマとした対戦型競技です。2022年はテニス・ダブルス。それぞれ2台のロボットを制御し、競い合います。相手の動きによる対応が求められる戦略と制御が求められます。

競技ルールについては、WROページよりご確認ください。

※ 2021年までのFoot ballカテゴリーがROBO SPORTSに改訂されました

FUTURE INNOVATORS
部門
エレメンタリー(小学生)、ジュニア(中学生)、シニア(高校生)
ハードウェア
自由選択
ソフトウェア
自由選択
発表ブースサイズ
2×2×2m (国際大会規格)

FUTURE INNOVATORS(フューチャー・イノベーターズ)は、テーマに沿ってロボットを活用したシステムでのソリューションを企画開発・プレゼンします。entrepreneurship(アントレプレナーシップ 起業家的行動能力)、Innovative(イノベーティブ 革新的)であることが求められます。

競技ルールについては、WROページよりご確認ください。

※ 2021年までのオープン・カテゴリーがFUTURE INNOVATORSに改訂されました

FUTURE ENGINEERS
対象
小中高校生
ハードウェア
自由選択
ソフトウェア
自由選択

FUTURE ENGINEERS(フューチャー・エンジニアズ)は、自律型ロボットによる自動走行システムを開発し、規定フィールドを障害物を避けながら周回するAI技術を用いた競技です。

競技ルールについては、WROページよりご確認ください。

※ FUTURE ENGINEERSは2021年パイロット競技、2022年より正式競技となります

参加者の声

WRO参加の継続が、自信と目的意識を育む

福岡舞鶴高等学校 武田先生

文科部には多くない、
試合に参加できるチャンス

技術情報部の活動として2007年からWROに参加しています。文科系の部活動で試合に参加できるチャンスは多くありません。WROへの参加はとても貴重な体験になります。課題をクリアするためには、トライ&エラーの繰り返すので、忍耐力や精神力がついていきます。そして自分の思い通りに動いた時の達成感はたまりません。またチームで参加することでチームワークやリーダーシップなど人間関係における様々な要素を高める効果があると考えます。

教科の学習意欲と、部活動の目的意識

さらに、英語や数学といった教科の学習にも影響を及ぼします。例えば、毎年1月に発表される課題は英語版。必要性を感じ勉強するきっかけになります。またライントレースのプログラム作成にはPID制御を利用しますが、DおよびI制御で微分積分の概念が修得でき、数学を学ぶ目的がわかります。WRO参加を重ねることで確実に変わったことは、頑張れば全国大会や国際大会に行けるという自信と、そこを目指して活動しているんだという目的意識です。

大会レポート