UMLロボットコンテスト UMLロボットコンテスト ロゴマーク

第3回 UMLロボットコンテスト

ムンムン不埒な参戦記

2004年 3月20日 土曜日

ミニ・コース完成!!

当チームのコースディレクタ兼コンストラクタの力作です。
少々短いけど点線ショートカットも完備!

小さいながらも
ほとんどのコース・パターンが網羅されています。
ミニ・コース
お戯れを...
そしてコース上でボトル・キャップ達と戯れるコースディレクタ兼コンストラクタ。
ま、まさか会社の度重なる仕打ちに耐えきれず幼児退行してしまわれたのでは!?
『行くな~! 戻ってこ~い!!』

金沢工業大学の図書館
金沢工業大学を再訪問
発砲スチロール+黒テープで作成した実寸大コースが
完成したとの連絡を前日に受け、再び訪問。
なんでも、点線ショートカットも再現済みらしい。

昼食にみんなで黒豚とんかつカレーの大盛りを食べたのだが
到着した途端、『食べ過ぎでお腹が辛い』とメンバが言い出した。
マ、マジかよ~。

ちなみに私は全然平気。(ちょっと睡魔が襲っているけど...。)
黒豚とんかつも柔らかくて大変おいしゅうございました。
夢考房.NETチームの秘密基地に到着。
ほぼ忠実に再現された実寸大コースの姿があらわに。

『す、すばらしい...』


が、がんばれ~、社会人...
忠実な実寸大コース
いじけたムンムン号
試走開始!

やはり鬼門はトレース線が点線になっている
ショート・カット。

無理矢理走らせたら
ムンムン号はそっぽ向いちゃいました。

坂道は坂道でフラつくと転がるし...。
まるで体落としを食らった人のよう!
『お、お前という奴は~!!』

でも仕草がちょっと可愛い。
会社に戻ると、モデリング・チームが検討中。

実寸大コースでの試走結果の報告も兼ねて
モデリング・チームの検討会に途中参加。

どう記述すると最も意図が伝わりやすいか?
侃々諤々と意見が飛び交ってます。
モデリング検討の様子

2004年 3月22日 月曜日

ラシャ紙
坂やショート・カットの検知に使用するための漆黒線に使用されているラシャ紙というものを、
二人のメンバが探し回って買ってきてくれました。
同じラシャ紙でも、両名が購入してきたものは微妙に違う様子。
文房具屋によっては 『何ですかそれ?』 と言われたとの事。 うーん、Deepだ。

時を同じくして、ML上にも漆黒の話題が流れ始めた。 他チームも対漆黒作戦の実行に入り始めたか?

2004年 3月23日 火曜日

参戦記 第二弾をリリース
しばらくご無沙汰になってしまっていた参戦記をリリース。
主催者様より動画のアップロード許可が下りたので、今回からは動画も掲載する事に決定!
タイトルを付けたり、カットしたり、サイズを小さくするためにエンコードしたりの編集作業。
『た、楽し~~!!』 本職を忘れて幸せな時を過ごしました。

2004年 3月25日 木曜日

地道な実走試験
パラメータ・ダイヤグラムを作成し、実走試験中。
自然力学や赤外線センサの誤判定とも闘わなければなりませぬ。
室内の明暗による影響も調査しておこっと。

パラメータを変更中

2004年 3月26日 金曜日

第一回試走会のスケジュールが確定
ムンムン・チームは午後1の部に。 他チームを直に見れるのは非常に楽しみ。

2004年 3月27日 土曜日

試走会に向けて最終追い込み
第一回試走会まで残された時間はあと僅か。 ひたすら実走と調整を繰り返します。
お茶目なムンムン号、色々やってくれます。 電池を新品にするとやりたい放題です。
メンバ一同、うれしくて涙が止まりませんでした。

『やった!!』
ようやくスピード安定のバランスが取れたものが。
これでそこそこ試走会でも走れる! かな...?

実装チームの苦悩は続く

2004年 3月29日 月曜日

漆黒線との闘い
先日手に入れたラシャ紙を試験コースに貼り付けて、漆黒線検知テストを開始。
『うーん、参った!』
黒線と漆黒線の赤外線センサ値上の差が全く感じられないんですけど...。
たま~に漆黒線らしきセンサ値になる事があるけど、これじゃあ今の速度で100%確実に検知するのは
『絶対ムリです。 ごめんなさい。』

今日の所はさっさと諦め、明日の試走会であらわになる実コースで様子を見る事にした。
#とは言っても、時刻的にはもう当日なんですけど。

ショート・カットを念頭に置いた試験コース

『限りなく実コースに近いものを!』

コースディレクタ兼コンストラクタが要求に応えてくれました。
迷路になるのは時間の問題です。
ショート・カット中心コース

2004年 3月30日 火曜日

第一回試走会に参加
試走会が行われる東陽テクニカ テクノロジーインターフェースセンターへいざ行かん!
おっと、その前に腹ごしらえ。
入店して10分経過。まだ来ない。 20分経過。まだ来ない。 30分経過。まだ来ない。
『がお~!!!!!』
結局、5分でランチ食べてコーヒーとデザートをたいらげる羽目に。

5分前になんとか入館。 うーん新築のにほい。 まだ内装作業の真っ最中でした。

社窓から
テクニカの社窓から
第3279回


首都高、八重洲方面が良く見えます。
控え室の様子

ムンムン号にOSとプログラムを転送中。

まわりを見渡すと
RCX 1.0 + シリアル接続Irタワー
ムンムン・チームだけなんですけど...。

電池を入れ替えた直後に
OSの転送がよく失敗するのはこのせい?
控え室


実コースに御対面
緑の芝生がとっても綺麗。 それだけでも、うちのミニ・コースより高級感が漂います。
うれしい事に思ったより黒トレース線の光沢が無い事が判明。
我々が試験コースで使用している黒ビニール・テープとは比較になりません。
案の定、赤外線センサの値も比較的安定しているご様子。
発砲スチロールの隙間はしっかり塞がれているし、坂もでしっかり固定されています。
『こ、これはまた違った走りが出来るかも。』 淡い期待が湧いてきます。

実コース全景 - 窓側から実コース
赤外線センサ値を各位置で計測中。
実コース全景 - 壁側から実コース - 逆の位置から
真ん中に開いている穴に計測員が入るそうです。
ショート・カットショート・カット
アウト・レーンにおける、勝負の分かれ目です。
坂
登り勾配4%、下り勾配2%です。
漆黒線
漆黒線

我々が買い求めたラシャ紙とは、
材質が全然違いました。
更に濃黒厚みがあり、まるで巻き寿司に使う
海苔のよう。

さっそく赤外線センサ値を計ってみると、
確かにトレース線とは差が出ました。

だけどなぁ...。


試走を開始
みなさん遠慮されているのか、意外にもコースは空いています。
ずうずうしいムンムン・チーム、ずけずけと走らせて頂きました。
転がろうが飛んでいこうがお構いなしです。 芝生がトレース線代わりになっても走り続けます。

To: 試走会参加のみなさま
爆走するムンムン号を拾い上げて頂き、ありがとうございました。

ちなみにムンムン号、赤外線センサの先に遮光スカートを履かせています。
これにより外光が赤外線センサに影響を与えるのを低減させる事が出来ます。
今履いているのは段ボールを付けただけの普段着ですが、本番では勝負スカートに履き替える予定です。

さすがムンムン号、違った走りを見せてくれました。
この緩やかなワインディングロードがどうも嫌いなようで、飼い主の元にやってくる子犬のように突っ込んできます。

『よしよし、かわいい奴よの~』
じゃない!! 何とかしなければ...。
ムンムン号が嫌いなもの


並走タイム測定
あれこれしているうちに、『これから並走によるタイム測定を行いま~す。』との声が。
カメラビデオ片手に、参加者がコースの回りを取り囲みます。 まるで幼稚園の運動会!!

『アウト・コース、□□チームさん』 『パス』  『次、アウト・コース、△△チームさん』 『パス
パスしてくるチームが多いようで、なかなか並走が成り立ちません。
『次、アウト・コース、ムンムン・チームさん』 『パス
当然、ムンムン・チームもです。 ごめんなさい、ショート・カットはまだ走れませぬ。

『次、イン・コース、ムンムン・チームさん』 取りあえず、イン・コースはエントリする事に。
しかし、子犬になるワインディングロードであえなく玉砕...。 公式記録は無しという結果に終わったのでした。

午後1の部ではショート・カットに成功したチームは居ませんでしたが、午前の部には1チーム居たそうです。
『く~、やっぱり居るんだな~。』


打倒! ワインディングロード
並走タイム測定が終了し、再び自由試走へ。
ワインディングロードを克服するために、ひたすら控え室試走室を往復。
ようやくワインディングロードに強くなり、完走率が上がりました。
『考えてみればこういうの、うちのミニ・コースには無いな~。 早速作ってもらおっと!』

そうこうしているうちに、午後2の部に参加するチームの方々が続々とやってきました。
『もうちょっと遊んでいきたいなぁ~。』 という心を抑えつつ、本日はこれにて撤収。
このまま出張に旅立つもの、帰るものそれぞれ散っていったのでした。

Copyright © 2004 NEC Software Hokuriku, Ltd. Digital Device Solution Group All Rights Reserved.