2020年3月6日

SPIKEアプリ-リスト(配列)の使い方①-基本

SPIKEアプリのプログラムでは、リスト(配列)を使うことができます。 リスト(配列)とは、プログラムの中で値を記憶しておく変数の1種で、1つのリストで関連する複数の値を記憶しておくことができます。 リストは、仕切りのある箱(右図)のようなものです。仕切られた1つのスペースに1つの値が入り、各スペースに番号がついているイメージです。

ここでは、リストの作成方法と、基本的な利用方法を紹介します。

■リストを作成する
リストを作るには、パレットの「変数」の中にある「リストを作る」を選択します。

リストに名前をつけて保存します。

リストを作成すると、パレットにリストを操作するブロックが表示されます。
また、モニターが開いて、リストの中身が表示されます。(モニターの操作について詳しくはこちらをご覧ください。)

これで、リストを使う準備は完了です。

■リストの値をプログラムで使う
リストの値をプログラムで利用するには、パレットの中のリストに関連するレポーターブロックを使います。(レポーターブロックとは、値を取得するブロックです。ブロックの種類について詳しくはこちらをご覧ください。)

例として、リスト「list」の中身が右図のとき、各ブロックで読みとれる値は以下のとおりです。

リストの全ての値を取得します。
具体的な利用方法は

SPIKEアプリ-マイブロックで移動ブロックを使う
SPIKEアプリ-マイブロックで距離センサーのLEDを制御する
SPIKEアプリ-マイブロックでラージハブのLEDを制御する

を参考にしてください。

リストに記憶している値の中から、指定した場所にある値を取得します。
この例では、1番目の値である「99」を取得します。

リストに記憶している値の中から、指定した値がある場所を取得します。
この例では、「3」があるのは「list」の2番目なので、取得する値は「2」です。

リストに記憶している値の数を取得します。
この例では、値は「5」です。

リストの作成方法と基本的な利用方法は以上です。
リストの中の値を操作する方法など、さらに詳しい使い方は、こちらをご覧ください。

※2020/02/07現在 最新バージョンのSPIKEアプリに基づく情報です。
※これらの仕様はアプリのアップデートによって変更される場合があります。

(2020/02/07現在)