WRO2018 タイ国際大会 
参加チームインタビュー

■ARC部門
シリア代表「Damascus Dynamics」

Damascus dynamics(シリア代表)

彼らはシリアの首都ダマスカスに位置するダマスカス大学の学生です。
WRO ARC部門出場に向け、7月にチームを結成し、当初は1日3時間ほどの活動でしたが、大会前の9月からは1日12時間以上活動してきました。
プログラム作成、ロボットの機構、回路設計とチーム内で役割を分担しています。

WRO ARC部門は、昨年と同じ競技内容で、ロボット版のテトリス®ゲームのような競技です。自作した自律型のロボットで、直立した長方形の箱にテトラキューブと呼ばれる色付きのブロックを隙間なく積み重ねて、高得点獲得を目指しロボット制御を競い合います。

ロボットは、myRIOとTETRIXのパーツを使用し、工夫を凝らしたユニークな機構でした。正確で安定した動きができるように、ロボット自身が動くタイヤとは別に、テトラキューブを掴むアーム部分を方向転換させるタイヤを追加していました。

彼らは、大会の雰囲気が好きだといいます。
WRO国際大会は競技を競い合うだけではなく、海外チームと交流でき、他の参加チームから学ぶことも多い、と話してくれました。

チーム「 Damascus Dynamics 」の国際大会結果は9位。
来年も、国際大会に出場したいと意欲を持っていました。
最後に、これからWROに参加し、国際大会を目指していく人へのアドバイスを聞くと、「チーム皆で考えを共有し、ミッションを成功させる最良の方法を見つける為に何度も考え調整すること。」と彼らは話してくれました。

【取材協力:Mazen Hassani FBページ:https://www.facebook.com/undefined.var/videos/1069138016599442/