2021年1月21日

  • WeDo 2.0技術情報
  • ソフトウェア

WeDo 2.0 ソフトウェアバージョンの違いによる、ロボットの動きについて

WeDo 2.0ソフトウェアには、それぞれのデバイスに対して次のようなものがあります。

Windows10アプリ版Microsoft Storeからインストール
ダウンロード版LEGO社HPからダウンロードしてインストール
MacOSXダウンロード版LEGO社HPからダウンロードしてインストール
iPadアプリ版App Storeからインストール
Chromebookアプリ版Google Playストアからインストール
Androidアプリ版Google Playストアからインストール

WeDo 2.0ソフトウェアは、バージョンによって、ロボットの動きが異なりますので、ご注意ください。
弊社のテキスト類は、以下のソフトウェアバージョンを基準として作成しています。

Afrelのテキストに対応するバージョン
Windows10アプリ版-- 
ダウンロード版ver1.9.3このバージョンのダウンロードサイトはこちら
MacOSXダウンロード版ver1.9.12このバージョンのダウンロードサイトはこちら
iPadアプリ版ver1.9.42 
Chromebookアプリ版ver1.9.21 
Androidアプリ版-- 

以下のソフトウェアバージョンでは、テキストに記載してある内容と、一部ロボットの動きが異なりますので、ご注意ください。

ロボットの動きが異なるバージョン
Windows10アプリ版ver1.9.385 以降
ダウンロード版ver1.9.385 以降
MacOSXダウンロード版ver1.9.348 以降
iPadアプリ版--
Chromebookアプリ版ver1.9.303 以降
Androidアプリ版'ver1.9.385 以降

◯ロボットの動きが異なる内容

1.モーターの動きについて

Windows版(ver1.9.3)、MacOSX版(ver1.9.12)、iPad版(ver1.9.42)、Chromebook版(ver1.9.21)では、次のようなプログラムは正常に動作しますが、それ以外のバージョンでは正常に動作しません。

プログラム例

1秒毎に順回転と逆回転を行うプログラムですが、
一瞬だけ、順回転をして、2秒間逆回転をしてしまいます。

上記【Windows版(ver1.9.3)、MacOSX版(ver1.9.12)、iPad版(ver1.9.42)、Chromebook版(ver1.9.21)】以外をお使いの方は、プログラム作成時に、次の様なプログラムブロックの組み合わせに変更してご利用ください。

※モーターパワーブロックを使うときは、必ず、パワーブロックの後に、モータ回転ブロックを使ってください。

プログラム例2

※動きの違いについての参考動画はこちら

2.加算ブロックの動きについて

Windows版(ver1.9.3)、MacOSX版(ver1.9.12)、iPad版(ver1.9.42)、Chromebook版(ver1.9.21)では、次のようなプログラムは正常に動作しますが、それ以外のバージョンでは正常に動作しません。

プログラム例3

スタートブロックを押すと、数字が足されていくプログラムですが、スタートブロックを押すと、値がクリアされて、常に1になってしまいます。

Windows10、MacOSXをお使いの方は、こちらより、Windows版(ver1.9.3)、Mac版(ver1.9.12)をダウンロードしてお使いください。

※動きの違いについての参考動画はこちら

(2021/01/21 現在)