2018年4月25日
- WeDo 2.0技術情報
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センサーやモーターが動かないとき
センサーやモーターが動かないとき、その原因が、センサーやモーターの故障ではなく、スマートハブやプログラムにある場合もあります。
以下のステップに沿って、原因を確認します。
ステップ1
スマートハブとWeDo 2.0ソフトウェアが、接続されているか確認します。
上図の「接続されていないとき」と「接続されているとき」の違いを見て、スマートハブとWeDo 2.0ソフトウェアが接続されているか確認します。
接続されていない場合は、「レゴ®WeDo 2.0スマートハブとの接続方法のご案内」に沿って、もう一度最初から接続してください。 また、Windows8.1および10でご利用の場合は、こちらもご覧ください。
接続されている場合は、ステップ2に進みます。
ステップ2
センサーやモーターが、スマートハブに接続できているか確認します。
上図の「接続されていないとき」と「接続されているとき」の違いを見て、スマートハブにセンサーやモーターが接続されているか確認します。
接続されていない場合は、ステップ3に進みます。
接続されている場合は、ステップ4に進みます。
ステップ3
センサーやモーターと、スマートハブのどちらに原因があるか確認します。
チェック①:他のセンサーやモーターをスマートハブに挿す
動かないセンサーやモーターを外し、同じポートに他のセンサーやモーターを挿します。
ステップ2と同じ要領で、挿しかえたセンサーやモーターが、接続できているか確認します。
接続されていない場合はチェック②へ進みます。
接続されている場合は、動かないセンサーやモーターが故障している可能性があります。
弊社カスタマーデライトセンターまでお問い合わせください。
チェック②:センサーやモーターをスマートハブのもう1つのポートに挿す
動かないセンサーやモーターを、先ほどとは違うポートに挿します。
ステップ2と同じ要領で、動かないセンサーやモーターが、接続できているか確認します。
接続されていない場合は、スマートハブおよび動かないセンサーやモーターの両方が、故障している可能性があります。
接続されている場合は、スマートハブが故障している可能性があります。
いずれの場合も弊社カスタマーデライトセンターまでお問い合わせください。
ステップ4
モーターやセンサーが正常か確認します。
モーターが動かない場合:
まず、モーターにブロックなどを取りつけてロボットを組み立ててある場合は、全て外します。電池やバッテリーが減っている場合は、電池交換/バッテリーの充電をします。
上の図のような2つのプログラムを作り、モーターがどちらの方向にも回転するか確認します。
両方、もしくはどちらかの方向に回転しない場合は、モーターが故障している可能性があります。
弊社カスタマーデライトセンターまでお問い合わせください。
どちらの方向にも正常に回転する場合は、電池が減っていたことや、組み立てたブロックがモーターの回転を妨げていたことが、モーターが動かない原因になっていた可能性があります。組み立てを見直してみましょう。
センサーが動かない場合:
センサーが機能しているか確認します。
チルトセンサーの場合は、色々な方向に傾けてみます。モーションセンサーの場合は、センサーに手を近づけたり遠ざけたりしてみます。
このとき、WeDo 2.0アプリの画面に表示されている値が、正しく変化しているか確認します。
値が正しく表示されていない場合は、センサーが故障している可能性があります。
弊社カスタマーデライトセンターまでお問い合わせください。
値の表示が正しい場合は、プログラムが間違っている可能性があります。思い通りに動かない原因を探してみましょう。
(2018/03/20現在)