2016年3月14日
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EV3をScratchで動かすには-基本的な手順(モーター編)
EV3をScratchで動かせるようになりました。
モーターを動かす基本的な手順は以下のとおりです。
なお、EV3をScratchで動かすためには、事前にこちらの「環境設定手順」を参照し、環境を準備してください。
1)Scratchを開くと、下の図のような画面になります。
プログラムを作るブロックは、グループごとに分けられています。EV3を制御するためのブロックは、「その他」に用意されています。
その他「くり返し」や「分岐」のブロックは「制御」に、「+」や「<」などのブロックは「演算」に用意されています。
2)Lモーターを2つ使ってクルマ型に組み立てたEV3のロボットを、簡単なプログラムを作って動かしてみます。
「イベント」から「旗がクリックされたとき」ブロックをドラッグして配置します。
続いて「その他」から「drive」ブロックをドラッグしてつなげます。
前のブロックに近づけると、つながるところが白く表示されます。そこでブロックを離すとつながります。
「drive」ブロックには3つの値を設定することができます。
1つ目は回転させるモーターの接続ポートです。
ロボットにあわせて「B+C」または「A+D」から選びます。「B+C」の場合、左輪のモーターがポートB、右輪のモーターがポートCに接続されていることを指しています。
変更するには、「B+C」と表示された右横の「▼」をクリックします。
2つ目は進む方向です。
「forward」は前進、「逆向き」は後退、「右」は右回りにせん回、「左」は左回りにせん回します。変更するには、「▼」をクリックします。
3つ目は動かす時間です。
初期値は「3」になっています。単位は「秒」です。変更するには数字の部分をクリックして入力します。
3)プログラムを実行するには、旗のボタンをクリックします。
プログラムが実行され、EV3は3秒前進して止まります