2020年2月17日
SPIKEアプリ-移動ブロックのステアリングと回転量(回転、度、cm、インチ)の関係
移動ブロックには、右図のようなモーターの回転量(回転、度、cm、インチ)を指定して移動するブロックが用意されています。 このようなブロックで、ステアリング(進行方向)を変化させると、左右のモーターの回転量はどのようになるかを計測しました。
なお、移動ブロックの基本的な使い方についてはこちらを、ステアリングの値によって曲がり方がどのように変化するかはこちらを、ご覧ください。
■ステアリングと回転量(回転、度、cm、インチ)の関係
移動ブロックで、回転・度・cm・インチのいずれかを指定して移動させた場合、ステアリングの値によって、モーターの回転量は以下のようになりました。(下図は実測値のため、誤差があります。)
この結果から、左右のモーターの回転量の合計が、指定した回転量の2倍と等しくなるまで、回転させていると推測されます。
例)1回転移動する命令をした場合
ステアリングが0なら: 左モーター 1.01回転 / 右モーター1回転 → 合計 約2回転
ステアリングが50なら: 左モーター 1.36回転 / 右モーター0.63回転 → 合計 約2回転
ステアリングが75なら: 左モーター 1.62回転 / 右モーター0.37回転 → 合計 約2回転
(回転量を判断するため、回転数は絶対値で計算しています。)
※2020/01/23現在 最新バージョンのSPIKEアプリに基づく情報です。
※これらの仕様はアプリのアップデートによって変更される場合があります。
(2020/01/23現在)