部門: | ジュニア部門 |
チーム名: | csapat |
タイトル: | Early diagnosis |
メンバー: | 【選手】本間歩さん、橋本雅己さん 【コーチ】伊藤広志さん |
家から出勤・登校するまでの車内でがん診察を受け、異常が無ければ学校や職場へ、異常があれば病院で精密診断を受けることができるロボットです。
■選手へインタビュー
大会当日、数回行われる審査の合間に、選手の皆さんへ「今感じていること」や「大会への意気込み」などインタビューしました。
Q:決勝大会の会場に来てどんな気持ちですか?
A:朝は少し緊張していましたが、時間がたって雰囲気に慣れたので少し落ち着いてきました。
Q:いつから作品づくりに取り掛かりましたか?
A:4月からルールの確認など始めましたが学校があったので、夏休みに入ってから本格的に活動をしました。朝の9時から夜の21時までロボットを作っているときもありました。最初はロボットを作る人とプログラムを作る人で分けていましたが、ロボットを作ってプログラムを実行して試行錯誤すると時間がかかることが分かって、それから一緒にやるようになりました。
Q:作品づくりや発表でこだわったところを教えてください。
A:未来っぽさが出るようなドアの開閉だったり、デモ機だけど患者さんを模したブロックの扱いが雑にならないように受け皿を作ったりしました。プレゼンでは、短い言葉で説明できるように工夫したり、しゃべる人が偏らないように交互に話したりしました。
今回、課題である、「smart education」「smart governance」「smart workplace」をすべて達成できるように意識して作ったそうです。その中で、「がん診断」というテーマにしたのは選手の一人のお母さんが医者ということで、身近なテーマに関心があったのかもしれません。ブースのテントが車のデザインになっていたことも印象的でした。
■コーチへインタビュー
コーチである伊藤広志さんにも大会や選手の様子についてお話を伺いました。
WROに参加して感じる選手の成長
今回選手たちは、一人でプログラミングするのではなく、お互い意見を言いながら作品をつくり上げたそうです。伊藤コーチは、WROに参加したことで「協力して進める力」が伸びたと話しました。また、Googleクラスルームなどのツールを使って打ち合わせをするなど、色々なUIに触れる機会になったこともよかったと話しました。
JavaやPythonなど次のステップへ
今回、選手たちにはEV3ソフトウェアでプログラムをするスキルがあり、プログラムについては全く指導をしていないそうです。伊藤コーチは、今後はJavaやPythonなど他の言語でのプログラミングにも挑戦してほしいと話しました。