8月2日、3日に開催された「こども霞が関見学デー」に参加し、Scratchを使ったワークショップを行いました!
「こども霞が関見学デー」は子供たちを対象に広く社会を知る体験活動の機会とし、親子のふれあいを深めることを目的とする取組で、今年は28の府省庁等が参加し、さまざまなプログラムが実施されました。
今年は「環境とAI」というテーマで、Scratchでゲームを楽しみながら「AIとは何か」と「AIと社会のつながり」を体験してもらいました。
前半のAI犬を育てるゲームでは、AI犬が指示した「お手」や「ふせ」をできたら「ご褒美をあげる(骨をあげる)」、できなかったら「あげない(空のお皿を与える)」ということを繰り返すことで、AI報酬の仕組みを体験的に学びました。教えてあげる回数が増えるごとに賢くなるAI犬を見て、「AIの能力(性能)=人と同じで成長する」ということを理解してくれました。
後半は「エコに役立つAI」と題して、AIを使って砂浜のごみを拾い、そのごみをリサイクルするというゲーム内容で、(AIの仕組みがない場合)自分でゴミ拾いをした時と参加者がAIのプログラムを組んだ場合を比較しながら違いを体験し、遊びながらAIを体験しました。
クイズの時間では、地球のいろいろな問題を解決するためにAIが活用されていることを学んでもらいました。
身近なごみ問題がテーマだったこともあり、とても関心をもって耳を傾けてくれました。
実施後のアンケートでは、「AIだけでなくゴミの話も聞けて、ただの遊びに終わらず、よい学びになったと思いました」、「楽しかった」、「もっとプログラムを作ってみたかったです」などおうちでできるデジタル体験を楽しんでいただけたというお声を頂戴しました。
みなさん笑顔で、積極的に参加されていた様子が印象的なワークショップでした。 ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.edu から自由に入手できます。
主催 | デジタル庁 戦略組織グループ |
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開催日時 | 2022/8/2(水)、8/3(木) |
時間 | ①11:00~12:00 ②14:00-15:00 |
参加料金 | 無料 |
募集対象 | 小学生高学年 各回2~4名 |
実施方法 | オンライン(zoom) |
申し込み方法 | Peatix |
その他 | こども霞が関見学デー「デジタル自由研究-おうちでできるデジタル体験-」内にて実施。 |