2020年2月17日

絶対ポジショニング機能を利用したプログラム

SPIKEプライムのモーターの、絶対ポジショニング機能を利用したプログラムを紹介します。
(絶対ポジショニング機能の説明は、こちらをご覧ください。)

SPIKEアプリには、絶対位置(絶対角度)を指定して、モーターを回転させるプログラミングブロック(右図)が用意されています。
このブロックは、絶対位置(絶対角度)と回転方向を指定して、モーターを回転させます。

■サンプルプログラム①-回転方向を固定して絶対位置を指定する

右図のプログラムは、Eポートに接続されているモーターを、時計回りに90度の位置まで回転させたあと、反時計回りに270度の位置まで回転させます。

下図のような動きになります。

※回転しはじめるときの位置に関わらず、図の方向に回転します。

■サンプルプログラム②-回転方向を流動的にして絶対位置を指定する

右図のプログラムは、Eポートに接続されているモーターを、最短経路で180度の位置まで回転させます。

回転方向は、モーターが回転し始めるときの絶対位置によって変わります。指定した絶対位置(この例では180度)までの回転量が少なくなる方向に回転します。

下図のような動きになります。

※回転しはじめるときの位置によって、回転方向が変わります。
※最短経路で回転させた場合の回転方向については、こちらもご覧ください。

※2020/01/24現在 最新バージョンのSPIKEアプリに基づく情報です。
※これらの仕様はアプリのアップデートによって変更される場合があります。

(2020/01/24現在)