EV3をScratchで動かすには－環境設定手順

EV3をScratchで動かせるようになりました。
まだ一部ご利用に注意が必要なところがありますので、ご了承の上ご利用ください。

EV3をScratchで動かすためには、以下のような手順で環境設定します。
Scratchはブラウザ上で動かします。ブラウザは、Windowsの場合Internet ExplorerまたはFireFoxを、Macの場合はSafariを使用してください。

なお、この手順は以下の条件で確認したものです。

ScratchX
Windows8.1
FireFox バージョン44.0.2
教育版EV3ファームウェアバージョンV1.09E

◆Firefoxをご利用の際の注意点◆

Firefoxバージョン52以降、Adobe Flashを除き、FirefoxにおけるNPAPIプラグインのサポートが終了し、Java やMicrosoft Silverlight、Adobe Acrobatを含め、プラグインが読み込まれなくなりました。
（詳しくはこちらをご覧ください：https://support.mozilla.org/ja/kb/npapi-plugins?as=u&utm_source=inproduct）

そのため、以下の環境設定手順２）でインストールするプラグインが読み込まれなくなりました。
プラグインを読み込みEV3と接続するには、Firefox52のESR（延長サポート版）を利用する必要があります。

Firefox52のESRを利用する場合は、以下のURLより「Japanese」のWindows版（64bitではないもの）をダウンロードしてインストールしてください。
Firefox52 ESR版：https://www.mozilla.org/ja/firefox/organizations/all/

（2017/06/20現在）

◆環境設定手順

1）EV3とPCをペアリングします。
ペアリングの方法は、「Bluetooth接続手順」を参考にしてください。途中「ペアリングを行います。」の手順では、「教育版 EV3ソフトウェアを使用しない場合」の手順に進んでください。

2）EV3をScratchで動かすためのプラグインをインストールします。
以下のURLにアクセスして、「Windows（other web browsers）」からインストーラーをダウンロードし、実行してインストールします。
https://scratch.mit.edu/info/ext_download/

3）Scratchを開きます。
以下のURLにアクセスし、「EV3＋Scratch」をクリックします。
http://scratchx.org/#extensions

以下のようなメッセージが表示されたら「I Understand, continue」を選択します。

さらに「Extension Problem」メッセージが表示された場合は、「OK」をクリックします。

4）自動的にEV3と接続されます。
接続されるとEV3から音が鳴り、EV3の液晶画面にネコのスプライトの絵が表示されます。

5）Scratchの表示を日本語に変更します。
画面左上の地球儀マークから「日本語」または「にほんご」を選びます。
※日本語表示を選んでも、一部ブロックの表示などは英語のままです。

これで準備は完了です。