2016年4月28日
- EV3技術情報
- Java
- ソフトウェア
EV3-Java USB接続によるプログラム転送方法
Java言語(leJOS)で作成したプログラムを、USBケーブルで接続したEV3に転送する方法は以下のとおりです。
なお、この手順は、
・Windows8.1
・leJOS 0.9.1-beta
で動作を確認したものです。
※Windows10では、USB接続でのプログラム転送はできません。(2016/04/04現在)
◆USB接続手順
1)電源を切ったEV3本体にSDHCカードを挿入します。電源を入れると、SDHCカード内のイメージファイルからEV3が起動します。初回起動には数分かかりますので、メニューが表示されるまでしばらく待ちます。
2)PCで、コントロールパネルからデバイスマネージャーを開きます。
3)USBケーブルでEV3をPCに接続すると、デバイスマネージャー上に不明なデバイスが追加されます。追加された不明なデバイスを右クリックし、「ドライバー ソフトウェアの更新」を選択します。
?4)「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」、「コンピューター上のデバイス ドライバーの一覧から選択します」と選択して進みます。
?5)デバイスの種類は「ネットワークアダプター」を選択し、「次へ」をクリックします。
?6)ネットワークアダプターの一覧から「Microsoft」の「リモート NDIS 互換デバイス」を選択し、「次へ」をクリックします。
7)右図のようなメッセージが表示された場合「はい」を選択します。
8)右図のメッセージが表示されれば、デバイスの変更は完了です。「閉じる」をクリックして画面を閉じます。
9)再度デバイスマネージャーを開くと、ネットワークアダプターに「RNDIS/Ethernet Gadget」が追加されています。
※右図の「#4」の部分は、環境によって表示が異なります。
?これで接続設定は完了です。最後にコマンドプロンプトからpingで接続確認をします。
?プログラムを転送する際は、EV3のLCDに表示されているアドレス「10.0.1.1」を使ってアクセスします。