2016年2月11日
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教育版EV3 ソフトウェアにおけるカラーセンサーの使い方
◆動作環境
■ハードウェア
・教育版レゴ マインドストームEV3
・HiTechnic社製 カラーセンサー(V2)(Color Sensor Version2) カラーセンサー本体に「V1」や「V2」等の記載はありません。
【見分ける方法】
センサキャップ上のレンズが2個の凸レンズの場合はV1
凸状レンズと平坦なレンズの場合はV2となります。
■ソフトウェア
・教育版EV3 ソフトウェア
※HiTechnic社製のカラーセンサーブロックのインストールが必要です。
※これ以降の説明では、HiTechnic社製のカラーセンサーブロックVersion1.1を使用しています。
◆カラーセンサーとは
■HiTechnic社製 カラーセンサーは、色を数値で表すセンサーです。
■カラーセンサーは、色の反射光の強さの違いを利用して、色を測定します。
■EV3の入力ポートに標準のケーブルで接続して使用します。
◆カラーセンサーのブロック
■カラーセンサーブロック
カラーセンサーブロックは、色や明るさを検出するブロックです。
ブロックの表示は6段階あります。
①センサーを接続する入力ポート
②モード
測定-Colorモード
測定-RGBモード
測定-Passiveモード
測定-Rawモード
測定-Set 50Hzモード
測定-Set 60Hzモード
③センサーから読み取られた色の値(0~17)
④センサーから読み取られたRedの値
⑤センサーから読み取られたGreenの値
⑥センサーから読み取られたBlueの値
⑦センサーから読み取られたWhiteの値
Set 50Hzモード、Set 60Hzモードは、センサーを使用する地域の電源周波数にあわせてセンサーの設定を変更します。
デフォルトでは60Hzが設定されています。
◆サンプルプログラム(ViewColor.ev3)
■カラーセンサーのColorモードの値を表示するサンプルプログラム
教育版EV3ソフトウェアで動きます。
カラーモードで使用した際の色の値を表示します。
HiTechnic社カラーセンサーブロックをダウンロードした際に付属されていたサンプルファイル(ViewColor.ev3)です。
■サンプルプログラムの実行
カラーセンサーは1番の入力ポートにつなぎます。
プログラムを実行し、カラーセンサーで色々な色を読みとってみましょう。
右図のように読み取った色の値が表示されます。