2016年2月1日
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データロギングプログラミングブロックの使用方法
EV3ソフトウェアでデータロギングをする方法の1つに、データロギングプログラミングブロックがあります。
データロギングプログラミングブロックは、プログラミングパレットの「拡張」タブにあります。
◆データロギングプログラミングブロックのパラメーター
各パラメーターは以下のようになっています。
ファイル名 | 収集したデータを書き込むファイル名を指定します。 |
モード | データロギングのモードを選択します。 「時間」・「オン」・「1回の測定」・「停止」から選びます。 「時間」を選択した場合、さらに「秒」・「分」を選びます。 「時間」モードは、「持続時間」で指定した時間の間、データロギングします。 このモードでは、データロギングが終了するまで、次のブロックへ処理が移りません。 「オン」モードは、ブロックが実行されるとデータロギングを開始します。「停止」モードで停止するかプログラムが終了するまで、データロギングを継続します。 「1回の測定」モードは、1度だけデータを収集します。 「停止」モードは、データロギングを終了します。 |
持続時間 |
モードで「時間」を選択した場合に設定します。 |
頻度 | データを収集する間隔を指定します。 |
測定時間の単位 |
「頻度」の単位を指定します。「頻度」の値が「5」、「測定間隔の単位」の値が「0:データ数/秒」のとき、1秒間に5回データを収集します。 「頻度」の値が「5」、「測定間隔の単位」の値が「1:秒/データ数」のとき、5秒間に1回データを収集します。 |
センサー | データを収集するセンサーと、そのモードを選択します。 |
センサーポート | 選択したセンサーのポートを選択します。 |
センサーの追加 |
データを収集するセンサーを追加します。 |
◆データロギングプログラミングブロックの利用例
[時間モードの利用]
このプログラムは、カラーセンサーで周辺の明るさを測定し、それによってモーターのパワーを変化させています。 データロギングプログラミングブロックは、10秒間、1秒間に10回の間隔で、カラーセンサーの周辺の光の強さを収集し、「MyData」というファイルに記録します。
[オンモードの利用]
このプログラムは、カラーセンサーで周辺の明るさを測定し、それによってモーターのパワーを変化させています。データロギングプログラミングブロックは、プログラムが終了するまで、2秒に1回の間隔で、カラーセンサーの周辺の光の強さを収集し、「MyData」というファイルに記録し続けます。
◆データログファイルの利用
データロギングプログラミングブロックで収集したデータログファイルは、インテリジェントブロックに保存されます。
保存されたデータログファイルを利用するには、ファイルをEV3ソフトウェアへインポートします。
EV3ソフトウェアでデータログファイルがグラフに展開されます
データログファイルをCSV形式で出力するには、「データセットのエクスポート」を使ってデータログを保存します。