思考を可視化し、人と組織のエンゲージメントを高める
レゴ® シリアスプレイ® メソッドと
教材を活用したワークショップ
Workshop using the LEGO® SERIOUS PLAY® method and materials
人と組織の課題を可視化して
課題解決のプロセスを導く
リモートワークを導入する企業が増え、私たちの働き方は大きく変化する中、「社員同士のつながりが薄い」「会社への帰属意識が低い」「社員のエンゲージメントが低下した」「社員の能力を引き出す育成ができない」という声も聞かれ、コミュニケーションの課題が増加傾向にあります。
「LEGO® SERIOUS PLAY® (レゴ® シリアスプレイ®)メソッドと教材を活用したワークショップ」は、誰もが楽しく夢中になって取り組み、目に見えにくい価値観や思考を可視化し、解決への道筋を自ら導き出します。組織のエンゲージメント向上にむけたチームビルディングやビジョン形成、社員のキャリア形成などに活用できます。
- このような方におススメ
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チーム内のコミュニケーションや
会話を活発にしたい -
積極的に意見を出し合う
組織風土にしたい -
社員の強みや能力を引き出し
キャリア形成に活かしたい
-
レゴ® シリアスプレイ®
メソッドと教材を活用した
ワークショップ
レゴ® シリアスプレイ® メソッドを活用し、キャリア形成やビジョン形成など可視化しにくい課題をテーマにワークショップを行います。
レゴ® シリアスプレイ® とは
レゴ社のロバート・ラスムセン氏がMITメディアラボのシーモア・パパート教授が提唱している「手と頭を連携させながら新しい知識を構築するコンストラクショニズム」という教育理論に基づいて開発された思考を可視化するメソッドです。組織やチーム、個人の見えにくい価値観やビジョンといった概念を可視化するだけでなく、可視化された作品を通してコミュニケーションや課題解決能力の向上、他者理解の深化といった効果が期待できます。
レゴ® シリアスプレイ® は汎用性が高く、組織やチームが抱える様々な課題に柔軟に対応することができ、NASA、Microsoft、Googleをはじめ世界中の企業や教育機関が継続的に導入しています。
ワークショップの特長
- 自目に見えにくい課題をテーマに
様々な場面で活用できる - 全員が主体的に意見を出し合う
コミュニケーション設計 - 手を使って考えるプロセスを通し
無理なく内省思考を促す
- 潜在的な思考、アイデア、
経験知を可視化して共有できる - 作品を通じた会話で安心して
コミュニケーションを図れる
ワークショッププログラム
社員同士や所属部門内でのチームビルディング
組織やチームは、メンバーのポテンシャルが引き出されて初めて真の競争優位性を発揮することができます。
チームビルディングをテーマにしたワークショップでは、自分自身を明確に理解し、自分たちがなぜ日々の仕事に取り組んでいるかを知る体験ができます。お互いのことを理解し、チームとしてどう行動するかを学び、チームに最も貢献するのは、自分たちのアイデンティティのどの部分か、課題となっているのはどのようなことかを判断するためのヒントが得られます。
- 所属部門の年齢層が幅広いのですが、実施は可能でしょうか?
- はい。可能です。多様性を活かしたチームづくりをテーマにするなど、気づきの多い体験ができると思います。
- チームメンバー同士の関係があまり良くありませんが、誰にでも効果はありますか?
- 効果の有無や効果を感じるタイミングは受講者によって個人差はあります。また、関係が良くない原因にもよると思いますが、レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップは、レゴ社と MIT メディアラボによって開発されたコンストラクショニズムという教育理論に基づくメソッドであり、レゴ社に登録されているトレーニングを受けたファシリテーターが実施するように開発されています。
- 会社で決まったゴールに向かってチームを 1 つにするようにワークショップをカスタマイズすることは可能でしょうか?
- レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップは、あらかじめ決められたゴールに向かって参加者を誘導することはできません。 参加者の中にある答えを可視化して、新しい気づきにつなげるワークショップです。 そのため参加者一人ひとりが自分と向き合うことで、自分の中から答えを見出します。
“本来の自分”からキャリアを考える
キャリア形成支援
一人ひとりのキャリアを考えるとき、組織やチームの一員という文脈で自分は何者か?と考えてしまうことが少なくありません。
キャリア形成をテーマにしたワークショップでは、本来の自分の強みや価値観について深く内省し、一人ひとりが心の中で感じている自分や、なりたい姿になろうと努力している自分について探求します。
- 説明が苦手な社員にも実施は可能でしょうか?
- はい。可能です。頭で考えて言語化することは難しい場合もございますが、 テーマに沿って「たとえ」として作った作品にストーリーを付けて語ることで、 話し手側の説明に対する心理的なハードルが下がり、聞き手側の理解も深まる体験ができます。 説明が苦手な方でもスムーズな意味付けができるようファシリテーターや参加者同士の問いかけや質問によってサポートします。
- 目指している将来像があり、迷っている、というような具体的な状態ではないのですが、それでも実施はできますか?
- はい。できます。レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップは、心の中の言語化できない思いを可視化することを得意としています。 「まとまって時間が取れない」、「気づきを得て、じっくり考える時間を持ちたい」「成長ステージに合わせてテーマを変えて実施したい」といったご要望から、キャリア形成をテーマにしたワークショップでは、複数回にわたって継続的に実施をされる方もいらっしゃいます。
組織のビジョン形成、新規事業のコンセプトやアイディア創出
組織のビジョンや新規事業のコンセプト決め、または新規事業のアイディア創出をするときなど、関係者全員が納得する合意形成が困難な場合があります。
声の大きい人の意見に流されて何となく合意したり、多数決で決定したからと諦めざるを得なかったり、合意形成に時間がかかりすぎて決まらなかったり。ビジョン形成やアイディア創出をテーマにしたワークショップでは、参加者全員が参画し、意見やアイディアを出し、全員が納得できる答えを導くサポートをします。
- 新製品の開発にも活用できますか?
- はい。レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップは、形のない概念やご自身の中にある言語化できない思いを可視化することを得意としています。そのため、今までの固定観念にとらわれず、自由な発想でのアイディア出しに向いています。
ワークショップの流れ
STEP1
- ファシリテーターが参加者に対して「問い」を提示します。
レゴ® ブロックの使い方やワークショップの進行に慣れるところから始めます。最初は少ないブロックだけを使って、短い時間で「タワーを作る」など、誰もが安心してワークショップに取り組める簡単な問いからスタートします。
STEP2
- 参加者は手を動かしながら、作品を創ります。
ファシリテーターが提示した問いに対して、全員が同じブロックを使って、同じ時間内に、同じ問いに対する作品を創ります。作品の完成度や芸術性は関係ありません。参加者は手で考える体験を通して、思い思いの作品を自由に仕上げます。
STEP3
- 作品から生まれる物語を一人ひとり発表して、参加者同士が共有します。
創った作品にはどんな特徴があって、どんな思いが込められているのか、参加者が自分の作品を発表します。うまく説明する必要はありません。説明が苦手で言葉に詰まってしまうことがあっても、ファシリテーターが質問してスムーズな発表を促しますので、安心してワークショップの流れを掴むことがあります。また、参加者同士がお互いに質問し合うことで、お互いの考えや価値観への理解を深める体験ができます。
STEP4
- 一人ひとりの物語を共有しながら、グループで1つの作品を創り、価値観を共有します。
参加者同士の合意形成が必要なワークショップでは、グループで1つの作品を創ることもあります。通常の会議での決定プロセスとは異なる手法で、参加者全員が納得できる合意形成を体験することができます。
コンサルタント紹介
北川 千華 (Chika Kitagawa)
専門分野:人事領域・事業拡大のためのSDGs導入支援、ワークショップ・セミナー企画運営
WEB 系システム開発、デザイン、ブランディング、広報、採用、人材育成、人事評価制度、策定など幅広く従事。 現在は内閣府地方創生SDGsプラットフォームおよび地方行政 SDGsパートナーとして、 全国の企業・教育機関に対し、人事領域・事業拡大のためのSDGsの導入支援や年間約 100 社以上にセミナーやワークショップを開催。
レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーターとは?
レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップを実施することができる 専門のトレーニングを受けたファシリテーターが持つ資格です。認定されているファシリテーターは、デンマークのレゴ本社に登録されています。
導入効果
お客様の声
上司とのコミュニケーションが大きく変化しました。
上司とのコミュニケーションで特に課題を感じていたわけではないのですが、ワークショップ終了後、上司とはワークショップの内容を踏まえて話をするようになりました。心理的安全性を感じられるようになり、コミュニケーションがしやすくなったので、自分でも気づいていない心理的なストレスがあったことにも気づくことができ、とても驚きました。
一人ひとりの内面を知り、働きやすくなりました。
自分と同年代の人たちは似たような考えを持っているだろうと思っていましたが、一人ひとりが全く違う価値観や考え方を持っていることを知りました。今まで同僚の行動の裏にどういう考えがあるのか深く考えたこともなかったですが、そうしたことまでワークショップを通してお互いに理解を深めることができたので、仕事がしやすくなりました。
同じ釜の飯ってよく言いますが、確かに距離が縮まりました!
入社以来、コロナの影響で皆さんとあまり深い話ができないままで、心理的な距離が縮められないままでいましたが、ワークショップに参加して、一人ひとりの仕事観や何を大切にしているのか?などの価値観に触れることができたので、ワークショップの後は、仕事はもちろん世間話もしやすくなって、すごく仲間意識が強くなりました。
導入事例
- サーティファイ様
お互いへの深い理解、価値観の共有を通じて社員同士の「ハピネス」を形に
- シナジーマーケティング様
“キャリアに対する考え方のヒントを見つける”若手社員向け研修
サーティファイ様
楽しいだけで終わらない、
特別な社員同士の交流機会を創出
システム開発のエンジニアは、プロジェクトごとに異なる常駐先に勤務することが多く、社員同士が交流する機会が少ないため、「帰社日」を設け、できるだけ多くのコミュニケーションの機会を作っていました。
ところが、新型コロナウイルス感染症拡大以降、社員同士のリアルな交流や深いつながりを育む機会が少なくなりました。今まで以上に貴重になった交流の機会をどう創出するか?そう考えたときに、限られた時間で仕事での関係性にも良い変化が期待できるような、より効果的な機会にしたいと思い、メディア等でも話題のレゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップを実施しました。
全員が実現したい思いを可視化し、
全員で課題とその解決策を探究
「もっとこうしたい」そんな思いがあっても、日常業務の中で思い切って声に出したり、変革のための一歩を踏み出す挑戦は、周囲の反応が気になってしまう場合があります。
しかし、レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップでは、ブロックで作った作品を自分自身の「たとえ」として表現するので、誰もが自然に自分の意見を伝えることができます。
また、全員の思いを1つの作品にまとめるプロセスでは、うまくつながらない部分やしっくりこないという部分が課題として可視化されるため、現実の世界でも、どうすれば全員の思いを1つにすることができるのか?という解決策の糸口を掴みやすくなります。
よくあるお問い合わせ
- ワークショップは、どのようなテーマで実施できますか?
- 社員同士や所属部門内でのチームビルディング、社員ひとり一人のキャリアを考えるキャリア形成支援、 新規事業や事業戦略のコンセプトやビジョン形成、など幅広いテーマで実施できます。
- ワークショップの参加可能人数や所要時間はどれくらいですか?
- ワークショップは1グループ5~6名で行います。目安として所要時間は4時間前後となっています。取り組むテーマや人数によって所要時間も変わります。短く簡単に取り組みたい、しっかりと時間を取って効果的に進めたい、など個別のご要望やご希望の参加人数についてはお気軽にご相談ください。
- オンライン開催は可能ですか?
- ブロックを使って作品を作り、参加者同士が作品を見ながらストーリーを共有しますので、オンサイト(リアル会場)での実施をお薦めしています。オンラインをご希望の方はお問い合わせください。
- レゴのブロックを使ったことがない参加者もいますが、実施できますか?
- はい。できます。レゴのブロックに慣れていない方でも取り組めるように、レゴの使い方に慣れるワークをしながら進めますので、ご安心ください。
ワークショップ実施までの流れ
- ワークショップ
ご紹介 - ワークショップ
お申し込み - ヒアリング・
お打ち合わせ - ワークショップ
設計 - ワークショップ
構成ご確認 - ワークショップ
開催