ジャイロボーイは、教育版EV3ソフトウェアに含まれる、二輪倒立ロボットモデルです。

ジャイロボーイを組み立てて、サンプルプログラムを実行しても、ジャイロボーイが動き出さない場合、以下の2点をご確認ください。

○１：接続ポートの確認
ジャイロボーイの組み立ては、とても複雑です。センサーやモーターが正しいポートに接続されているか、確認してください。
ジャイロボーイの各センサー・モーターの接続ポートは以下のとおりです。
　Lモーター（右足）… PortA
　Lモーター（左足）… PortD
　Mモーター … PortC
　カラーセンサー … Port1
　ジャイロセンサー … Port2
　タッチセンサー … Port3
　超音波センサー … Port4

なお、接続されているポートは、PortViewで見ると簡単に確認することができます。（Lモーターの左右は、ケーブルをたどって確認してください。）

○２：ジャイロセンサー初期化の確認
ジャイロセンサーは、正しく初期化されていないと正しい値が読み取れません。ジャイロボーイは、ジャイロセンサーで読み取った値を使ってバランスをとるロボットのため、正しい値が読み取れないと、動き出すことができません。

「ジャイロセンサーを初期化する」を参照し、ジャイロセンサーを正しく初期化してから、サンプルプログラムを実行してみてください。

なお、ジャイロボーイのサンプルプログラムは、一緒に組み立てたイスにジャイロボーイを座らせた状態で実行してください。