2025年2月20日

SPIKEのハブにターミナル接続してみる

以下の内容は2020/12/21にロボジョイくらぶマイスターブログに掲載されたものです。



Geoffrey Danielsさんという方が公開している情報を元に、SPIKEプライムのラージハブにターミナルで接続してみました。かなりマニアックで危険度の高い行為なので、真似される方はくれぐれもご注意ください。

まず、ラージハブとパソコンをUSBケーブルで接続します。接続すると新しいCOMポートが出来上がります。

Pythonの動作環境を起動します。自分の場合はanacondaプロンプトを使いました。
pipコマンドを使ってrshellというターミナルソフトをインストールします。

rshellを起動。コマンドの入力待ちになります。

connectコマンドを実行して、シリアルポートを通じてラージハブと接続します。 自分の場合はポートは「com6」でした。通信速度は115200bpsです。

接続に成功すると、「/pyboard」というフォルダが出来上がります。 pyboardという名前から察するに、ラージハブはMicroPythonをベースに動作してるということですよね。
lsコマンドで「/pyboard」の内容を表示すると、こうなりました。

「main.py」の中身を表示しました。ラージハブを動かしているPythonで記述されたプログラムです。 micropythonというライブラリが存在することがわかります。 hub_runtime.start()というのは、ランタイムを実行するって意味ですよね。

現時点でわかるのはここまでです。これから理解を深めたいと思います。

(文/松原拓也)

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