2019年8月29日

SPIKE プライム モーターの比較(負荷によるスピードの変化/実測)

モーターを回転させるとき、負荷の有無によって、どれだけスピードが変化するかを調査しました。

●調査方法

MモーターとLモーターのスピードの変化を、以下の方法で調査しました。

〇共通

  • モーターはラージハブのAポートに接続
  • 回転パワーを指定して5秒間回転させる
  • 5秒間で何度回転したかを計測する
    (ただし、指定パワーに達するまでの時間を考慮し、0.5秒間回転させた時点から5秒間を計測対象とする)
  • 回転パワーが、25%、50%、75%、100%のときの回転角度を計測
  • プログラムは、SPIKEアプリで作成したものを使用

〇負荷なしの計測の場合

  • モーターは、ブロックパーツなどを一切取りつけずに回転させる

〇負荷ありの計測の場合

  • モーターに、下図のような負荷をかけて回転させる
説明図

●結果

回転スピードは、

  • パワーが小さいほど、負荷をかけたときの低下率が大きい
  • Lモーターより、Mモーターの方が、負荷をかけたときの低下率が大きい

という傾向が読みとれました。

この結果から、Mモーターに比べLモーターの方が、回転するパワーが大きいと考えられます。

詳しい測定結果は、こちらをご覧ください。

(2019/08/14現在/仕様は変更される可能性があります。)