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技術研究所
モーター逆回転ブロックを使用する際の注意点
モーター逆回転ブロックは、正しい組み合わせで使用しないと、モーターを逆回転させることができません。ここでは、モーター逆回転ブロックの使用する際の注意点をご紹介します。
モーター逆回転ブロックは、モーターの回転方向のプラス・マイナスを変えるブロックです。
モーター逆回転ブロック単体で、モーターを回転させることはできません。
通常、Lモーターにプラスのパワーを指定した場合とマイナスのパワーを指定した場合の回転方向は、右図の通りです。
モーター逆回転ブロックの反転の値が「真」のときは、プラスとマイナスの方向を反転させます。
モーター逆回転ブロックの反転の値が「偽」のときは、回転方向を通常の方向へ戻します。
例えば下図のプログラムのように、モーター逆回転ブロックを利用すると、2つのタッチセンサーが両方押されている間だけ、モーターを逆方向に回転させることができます。
また、モーター逆回転ブロックは、1つのモーターの回転方向を制御します。
そのため、ステアリングブロック・タンクブロックとあわせて使用することもできません。
ステアリングブロックやタンクブロックで回転しているモーターに、モーター逆回転ブロックをあわせて使用すると片方のモーターのみ回転方向を変える事になり、矛盾が生じてしまうためです。
モーター逆回転ブロックを使用する際は、以上の点にご注意ください。