2015年9月25日

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EV3カラーセンサーの使用例

EV3カラーセンサーの使用例(オンブロックプログラミング 例1)

オンブロックプログラミングという機能を使って、「入力ポート3に接続したEV3カラーセンサーが赤色を検出するまで待機する」というプログラムです。
次のようにセンサーを接続して、プログラムを作成します。 オンブロックプログラミング オンブロックプログラミング EV3カラーセンサーが色を検出

プログラムを実行すると、EV3カラーセンサーが色を検出し続けます。
そして、カラーセンサーに赤色の物体を近づけると、待機が完了しプログラムが終了します。

EV3カラーセンサーの使用例(オンブロックプログラミング 例2)

オンブロックプログラミングという機能を使って、「入力ポート3に接続したEV3カラーセンサーを検出して、反射光の強さが50を下回るまで待機する」というプログラムです。
次のようにプログラムを作成します。

オンブロックプログラミング 対象物、反射光

(a) 対象物 (b) 反射光
たとえば、センサーの約1cm手前に白い紙を置くと、反射光の強さは50以上になります。
この状態でプログラムを実行して、次に紙を取り除くと、待機が完了してプログラムが終了します。

EV3カラーセンサーの使用例(教育版EV3ソフトウェア 例1)

教育版EV3ソフトウェアを使って、「入力ポート3に接続したEV3カラーセンサーで色を検出する」というプログラムです。
次のようにプログラムを作成します。 program01color

ここでは、「ループ」「カラーセンサー」「表示」という3つのブロックを使います。
「カラーセンサー」ブロックと「表示」ブロックをデータワイヤーでつなぎ、カラーセンサーのモードを「測定-カラー」に設定します。

run1color

プログラム実行時のイメージです。
インテリジェントブロックEV3の画面にセンサーが検出したカラー番号(0~7)を表示します。

colortable

カラー番号(0~7)と色との対応表です。
0番は「色がない」という状態を表しています。1~7番はそれぞれ「黒」「青」「緑」「黄色」「赤」「白」「茶」に対応しています。

EV3カラーセンサーの使用例(教育版EV3ソフトウェア 例2)

教育版EV3ソフトウェアを使って、「入力ポート3に接続したEV3カラーセンサーから『反射光の強さ』を表示する」というプログラムです。
次のようにプログラムを作成します。

反射光の強さ

ここでは「ループ」「カラーセンサー」「表示」という3つのブロックを使用します。
「カラーセンサー」ブロックと「表示」ブロックをデータワイヤーでつなぎ、カラーセンサーのモードを「測定-反射光の強さ」に設定します。 run2ref_or_amb

プログラム実行時のイメージです。
インテリジェントブロックEV3の画面にセンサーの測定値(0~100)を表示します。 lyout_ref

(c) 対象物 (d) 反射光
「反射光の強さ」を検出するモードでは、センサーが発光し、その光の反射した量を検出します(赤色に発光します)。

EV3カラーセンサーの使用例(教育版EV3ソフトウェア 例3)

教育版EV3ソフトウェアを使って、「入力ポート3に接続したEV3カラーセンサーから『周辺の光の強さ』を表示する」というプログラムです。
次のようにプログラムを作成します。 program03amb

ここでは、「ループ」「カラーセンサー」「表示」という3つのブロックを使用します。
「カラーセンサー」ブロックと「表示」ブロックをデータワイヤーでつなぎ、カラーセンサーのモードを「測定-周辺の光の強さ」に設定します。 run2ref_or_amb

プログラム実行時のイメージです。
インテリジェントブロックEV3の画面にセンサーの測定値(0~100)が表示されます。 周辺光 (a) 周辺光

「周辺の光の強さ」を検出するモードでは、青色に点灯しますが、この光は対象物に反射しても検出されません。
周辺からの光のみを検出します。

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