2016年12月14日

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Scratchで動かすには(Windows10 環境設定手順)

Windows10でScratchを利用してWeDo 2.0のプログラミングをするための環境設定手順を紹介します。

なお、以下の手順はこちらの情報を元に

  • Scratch2.0 オンラインエディタ
  • Windows10(Windows8.1などWindows10以外のWindows OSでは動作しません)
  • WeDo 2.0

を利用して動作を確認したものです。

(その他、WeDo 2.0のWindows10での動作要件についてはこちらをご確認ください。)

Windows10のバージョンにご注意ください】

Windows10のバージョンによっては、WeDo 2.0をScratchでご利用いただけない場合があります。
WeDo 2.0をScratchで利用できることが確認できているのは、バージョン1709(ビルド16299.125以降)のバージョンです。
Windows10でWeDo 2.0をScratchでご利用になる場合は、OSのバージョンをご確認ください。
※Windows10のバージョンを確認する方法はこちら

2018/03/20現在)

Windows7からアップデートしたWindows10でご利用の場合】

Bluetoothドングル「BLED112 Bluetooth Smart Dongle」ではScratchとスマートハブを接続できません。Bluetooth Low Energyに対応したBluetoothドングルが必要です。当社ではBluetoothドングル「BSBT4D200」を使って動作することを確認済みです。(2018/03/20現在)
(BLED112 Bluetooth Smart Dongleは、WeDo 2.0ソフトウェアをご利用の際には必要です。)
上記の【Windows10のバージョンにご注意ください】の内容にもご注意ください。

1.ScratchにWeDo 2.0用のブロックを追加する。

以下のURLから、Scratch2.0のオンラインエディタを開きます。

https://scratch.mit.edu/ 22684_01

↓ ページ上部の「作る」をクリック

22684_02

スクリプトの「その他」を選び、「拡張機能を追加」をクリックします。

22684_03

「LEGO WeDo 2.0」を選び、「OK」をクリックします。

22684_04

WeDo 2.0用のブロックが追加されました。

22684_05
2.Scratch Device Managerをインストールする。

ScratchからWeDo 2.0のスマートハブに接続するためのScratch Device Managerをインストールします。 下記URLにアクセスし、「1. デバイスマネージャのインストール」の「Download for Windows 10+」をクリックします。Scratch Device Managerのインストーラーのダウンロードが始まります。

https://scratch.mit.edu/wedo 22684_06

ダウンロードが完了したら、インストーラー(ScratchDeviceManager-1.1.0.exe(ファイル名はバージョン等によって異なる場合があります))を実行してインストールします。

22684_07

※下図のようなメッセージが表示された場合は、「アクセスを許可する」をクリックしてください。

22684_08
3.WeDo 2.0のスマートハブをBluetooth接続する。

Scratch Device Managerが開きます。 ※スマートハブとPCのペアリングがまだの場合は、PCのBluetooth設定を開き、先にペアリングをしてください。 スマートハブとペアリング済みの場合は、「Yes, skip to Scratch」をクリックします。

22684_09

※上図のような画面が開いていない場合は、タスクバーまたはタスクバーの「^」の中の「S」アイコンから表示させてください。

22684_10

※タスクバーに「S」アイコンがない場合は、WindowsのアプリケーションメニューからScratch Device Managerを開いてください。 スマートハブの電源を入れ、Scratch Device Managerの「Connect」をクリックし、スマートハブと接続します。

※複数のスマートハブから選択して接続することはできません。接続の際は、接続したいスマートハブだけ電源を入れてください。

22684_11
22684_12

接続が完了すると、スマートハブのLEDが青色に点灯し、Scratch Device Managerの表示が右図のようになります。 これで、Windows10でScratchを利用してWeDo 2.0のプログラミングをするための環境設定は完了です。

(2016/12/09現在)